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日本の音楽産業を牽引している?ビクタースタジオ「FLAIR」 [AV]

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「FLAIR」はビクターのスタジオ事業のブランド名。


先週、千駄ヶ谷にあるビクター社が保有する「ビクタースタジオ」を見学に行ってきたので、そのときの話。

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■ラージモニターでの視聴
まずはスタジオのラージモニターでparis matchの「Snadstorm」という曲を視聴することができた。スピカーのサイズがハンパないので、さすがにいい音だったが、その曲自体も2013年度の「日本プロ音楽録音賞」の最優秀賞を受賞した作品ということで、ナイスだった。

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さすがプロのスタジオ、本当にデカいスピーカー。

この日本プロ音楽録音賞というのは、音楽製作者のエンジニアを対象とした賞だ。現在で20回目になるが、ビクターは第2回から今年まで連続受賞しているという。知らなかったが、これはなかなか凄い。ビクターに対する認識が少し変わった。

このスタジオにはスタジオ以外にエンジニア個人の部屋があり、そこでも作業が行われるが、最終的な音の確認には同社の「ウッドコーン」が使われるため、どの個人の部屋にはウッドコーンがあるそうだ。

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これがウッドコーンのコンポ。

ビクター製品・JVC製品 メーカー公式WEB SHOP ビクターダイレクト

■ビクタースタジオの歴史
ビクタースタジオの歴史は長く、その発足は実に1969年のことだという。これ以前の築地スタジオというのは本当に普通の家で、防音のために雨戸を閉めたりしていたそうだ。微笑ましい話だが、この年にアポロが月に行っているというのは、今、考えると凄いことだ。

そして、1982年にスタジオの大改修が行われ、現在のレイアウトに作り替えられたという。そして、重要なことは、この時から「外部営業」をはじめたという。つまり、ビクターが自社のレーベルのために使うだけでなく、ほかの会社にも貸出をするというわけだ。

そして、2000年には事業の多角化がはじまり、マスタリング事業が強化され、オーサリング業務もはじまった。また、2009年には耐震強化工事が実施されたという。

さらに2012年には新分野の開拓のため、アフレコスタジオが設立された。そして、2013年、今年はスタジオレーベル「VICTOR STUDIO HD-Sound」が推進されたということだ。

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このPCにつながっているのはロジクールのトラックボールか?

■ビクタースタジオの事業
現在、ビクタースタジオのスタジオ事業としては8つのレコーディングスタジオがあり、前述のように他メーカーにもレンタルされる。僕が行ったのは「202」という場所だ。

これ以外にCDなどのプロダクションマスターを制作するマスタリング事業のための部屋が7つ。

そして、ソフト制作のための「エンジニア」のマネージメント事業。ビクターのエンジニアでも何ヶ月も他社ではたらき、自社にしばらくやってこない場合もあるという。音楽制作は機材だけの問題ではなく、彼らクリエイターの力量が重要なので、この分野にも力を入れているそうだ。
当然、ビデオ映像や音楽配信などの「オーサリング事業」もある。

技術の進化とともに情報を記録する「メディア」は変換している。テープなどの素材をデジタル化する「アーカイブ事業」というのも最近、はじめたという。

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よくこんな細かいスイッチを使いこなせるなと感心する。

■スタジオの種類
スタジオの種類としてはレコーディングスタジオが3つ、ダビングスタジオが3つ、そして、ミックスダウンスタジオが3つという感じだが、202はミックスダウンスタジオにあたる。

レコーディングスタジオというのはミュージシャンが演奏するスタジオで、機材の関係もあって広い。

ダビングスタジオというのはギターやボーカルなどに対するスタジオで、レコーディングスタジオほど広くはない。

そして、ミックスダウンスタジオはレコーディングが終了した素材から、最終作品を作るスタジオだ。

ちなみにビクタースタジオの401というレコーディングスタジオはサザンの桑田さんがレコーディングに使う部屋で、ソファやダーツターゲットなどの桑田さんの私物も置いてあるという。

このレコーデイングスタジオには行けなかっただ、機材が最新なのは当然、空間デザインも最新だという。

これらのビクタースタジオに関する説明のあと、いろいろな機材や状況での音を視聴させていただいた。さすがにスタジオだけあって、音の表現クオリティが高いのに感心した。

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よくわからないスイッチの数々。



■ウッドコーンて何だ?

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さて、続いてスタジオの話のなかにもでてきた「ウッドコーン」を構成する技術ついて説明してもらった。なぜ、木がいい音を出すキーになるのか?という話や、どれだけこだわってウッドコーンオーディオ製
品が作られているのか?という話などだ。

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■ウッドコーンを視聴
次にアーティストが作品製作時によく使うというフラッグシップモデル「EX-A300」とコンパクトながら高音質にこだわったモデル「AR9」の音を視聴できた。これらはビクターダイレクトの限定モデルになる。


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これがEX-A300。



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これがAR9



AR9はそのコンパクトさからは信じられない音を出す。そして、EX-A300はこれが音楽CDの音か?と驚くようなツヤのある音を出してくれた。これがウッドコーンの威力だろうか?スタジオで作品制作の最終確認に使われるのもわかる気がした。

しかし、いかにいい音とはいえ、普通の個人が買うには10万円オーバーのオーディオは高価すぎるのもたしか。AMAZONあたりではウッドコーンの「EX-AR3」とかが5万円ぐらいで売っているので、このあたりのウッドコーンを買ってみようか?とか個人的には思ってしまった。













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